ここまではランドスケープについて、事例を交えながらお伝えしてきました。
日本・海外の事例を見ていただければ分かると思いますが、やはりかなり広大な土地を必要としますので
その場所に足を運んで楽しむことはできても、その環境を自宅の庭などで楽しむのは非常に難しいと言えます。
さらに都内在住の方々であれば、そう簡単に庭付きの家に済むのも難しいでしょう。
そんな皆様に向けて、このページでは屋外(ベランダや庭)で手軽に育てられる観葉植物について
ご紹介できればと思います。
その前に、屋外で観葉植物を育てる際にいくつか気をつけなければならないポイントがありますので
お伝えいたします。
まずは、温度です。観葉植物は一般的に暑い国が原産の品種が多く寒さにはさほど強くありません。そのためほとんどの植物は5度を下回ってくると
葉や幹が傷んでしまうと言われています。そのため、常に屋外で育てられる植物をお探しの方は冬越しができるか、という観点は非常に重要になります。
また、冬場は植物は冬眠と同じく、水をほぼ吸い上げず、生長自体もかなり遅くなります。
そのため夏と同じよう水やりをしてしまっては、根腐れを起こしてしまいます。乾燥気味に育てるのを忘れないようにしましょう。
他方、夏も注意が必要なことがいくつかあります。まずは冬とは反対に植物の活動が活発になり、よく成長する時期に入るので、水切れには十分に注意します。
水が切れてしまうと、葉が黄色くなりポロポロと落としてしますので、基本的には2~3日に一度は必ず水を上げると良いでしょう。
更に、夏場に室内にあった観葉植物をいきなり直射日光の当たる場所に出すのも非常に危険です。
急な太陽光線を大量に浴びてしまうと「葉焼け」という症状を引き起こしてしまいます。外にだす場合は、徐々に明るい場所に移動させるようにし慣らすようにすると良いでしょう。
さて、外で育てる植物として、おすすめなのは「オリーブ」「フェニックス」「グローカル」「ユッカ」「シマトネリコ」あたりがです。
シマトネリコを除くと、寒さに強く、比較的乾燥にも強いので多少水やりを忘れてしまったとしても健全に最長しやすいです。
ただし、「カイガラムシ」「ハダニ」といった観葉植物に付きやすい植物は、乾燥した状態が続くと大量に発生することがあるので
時々、水やりでなく葉水をしてあげるとすくすく育ってくれます。
外で育てられる植物のご紹介をしましたが、いかがでしたか??
少しでもみなさmの役に立ったのであれば幸いです。